
・境界線を引くことは冷たさではなく、愛情の一形態
境界性パーソナリティ障害傾向やリスカのある娘さんとの関係は、感情の起伏が激しく、腕に切り傷をつけ、時に親を振り回すほどのエネルギーを伴います。
「こんなに尽くしているのに報われない」「どうして良いかわからない」「娘が怖い」という思いを、これまで何度も抱えてこられたことでしょう。
本当に辛く、苦しかったと思います。
しかし、家族が全てを背負い続けることは、親子双方にとって負担が大きく、解決を遠ざけてしまうことがあります。
境界線を引くことは、冷たく突き放す行為ではなく、娘さんが自分で感情や行動を調整する力を育むための大切なプロセスです。

JECセンターは心理ケアに特化し、20年以上にわたり境界性パーソナリティ障害やその傾向を持つ娘さんをサポートし、家族と共に再スタートを切るための全国でも数少ない民間の入所施設です。
入所中、娘さんは信頼できるスタッフや仲間との交流を通じ、自分の気持ちに向き合い、自己目標を見つけるきっかけを得られます。
同時に、親御さんもスタッフのアドバイスを受けながら、関わり方など、適切な距離感を学ぶことができます。
例えば、Mさん(仮名)の娘さんは、情緒不安定さから家庭内で暴言やリスカを繰り返し、母親は疲弊していました。
親子体験入所でJECセンターを訪れると、スタッフが親御さんでは入り込めなかった、わからなかったところをサポートし、家族の一員として具体的な関わり方を提案していきます。

入所後、娘さんは自己表現の方法を学び、母も必要以上に抱え込まない関係を築けるようになりました。
環境を変えることで、双方に変化が訪れたのです。
JECセンターの最大の魅力は、入所で全てを完結させるのではなく、退所後の社会生活を見据えて「再スタート(仕切り直し)」の準備を整えられる点です。
娘さんが社会に戻ったとき、自分の意思で生活を選び、困難に直面しても乗り越えられる力を身につけられるようサポートします。
Mさんの娘さんは退所後、リスカの回数もほとんどなくなり、アルバイトを始め、自分の生活を管理できるようになりました。

母も「以前のように感情に振り回されることなく、信じて見守れるようになった」と語ります。
家族が娘さんを応援できる関係性を築くことこそが、真の回復の証です。
もし今、娘さんとの境界線を引くことに罪悪感を覚えているなら、それは変化を起こすサインかもしれません。
まずはJECセンターへ相談し、親子が新しい関係を築く第一歩を踏み出してみませんか。
そして、私たちJECが家族の一員として親御さんでは入り込めなかった、わからなかったところをサポートしています。
*本コラムは、20年以上に及ぶパーソナリティ障害の回復実績を持つ
元臨床心理士(現:施設顧問)佐藤矢市が考案した”心理休養"に基づいています。

家庭内暴力、パーソナリティ障害、
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